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State private property

私物国家

広瀬隆 私物国家
http://www.oct.zaq.ne.jp/poppo456/in/b_sibutu.htm

政治家、官僚、財界人、一見して別な世界の住人に見えるが、実はつながりが ある。
 ロッキード事件から、野村証券損失補填まで、この二十年間、背景の人脈は変 わっていない。小池隆一は児玉誉士夫の弟子。

 自宅、料亭、ホテル、オフィスで交わされたトランクいっぱいの札束。その挙 句が、経済崩壊。この者達が作り出した天文学的な借金を、国民に返済せよと言 う。
 国民が望むのは、一連の黒幕が逮捕され、闇の人脈が一掃される事である。

 総会屋対策として、同日に株主総会を開く企業。総会屋の資金はどこから出て いるのか。第一勧業銀行、小池隆一に117億もの迂回融資。指揮した副頭取・金 沢彰は、罪を問われる事なく、バブル清算=粉飾決済の為の共同債券買取機構の 社長に就任。金沢彰とは、何者か。それほどの大人物なのか。

 ベトナム油田開発権を巡る、泉井純一の贈賄、豪華ホテルで売春パーティ接待 で通産官僚をもてなす。通産・大蔵の構造腐敗が明らかになりながら、逮捕者は 出ず。通産事務次官・和田敏信の配下が腐敗官僚のすべて。

 和田敏信、通産事務次官、日本興行銀行顧問、エネルギー財団副会長、石油公 団総裁、石油資源開発社長・会長。東南アジアの石油利権を巡る要職にあり、高 給を取りながら収益はゼロ。
 徳永久次、通産事務次官、石油公団総裁、新南海石油開発社長、新華南石油開 発社長。和田の先輩、徳永は1960次官、和田は1976次官。

 この徳永の娘婿が金沢彰。すなわち、泉井事件の海外油田人脈に入る金沢が、 第一勧銀の迂回融資によって、総会屋、野村証券と密着。

 1991、野村スキャンダル。稲川会会長・石井進、野村証券を通して東急株を買 い、野村は全面支援で株価高騰を演出。会長・田淵節也、社長・田淵義久、辞任。
 1995、アジア市場開発の為に両田淵の復帰、総会屋対策として小池隆一の登場。 泉井事件、徳永久次、金沢彰と人脈が見える。

 金沢彰の実父は、帝国ホテル社長・金沢辰次郎。かつて東急を支援したのが、 帝国ホテル会長・小佐野賢治。稲川会・石井進が東急株に手を出したのは、小佐 野の跡目相続の意味もある。また小佐野は、小池の親分・木島力也とも親密。
 第一勧銀の歴代頭取が恐れたのは、木島力也の後ろに控える児玉誉士夫。
 1960.5/20、日米安保条約自民党単独採決。6/18、反対デモ33万。右翼を動員 した児玉誉士夫、さらに要請を受けた稲川会。
 児玉と野村証券のつながり。1973、ジャパンライン(全日空)買い占めを仲介 した児玉、協力した野村証券社長・瀬川美能留に謝礼として時価1100万のダイヤ を贈る。瀬川が育てた両田淵、稲川会と手を組むのは歴史の必然。総会屋は児玉 -木島-小池、というつながり。

 第一勧銀ライン、井上薫-澄田智-鳩山威一郎-鳩山一郎-児玉誉士夫。

 記号の説明
 #=重複、*=重要人物。
 -で表したのは、婚姻による関係。親子、兄弟、従兄弟はひとつの苗字で代表しました。
 説明文の中で、姉or妹を介する仲を義兄弟、息子&娘を介する仲を姻戚兄弟と区別しました。

野村証券と石油業界との姻戚関係
 *瀬川-土屋-大山-柳-法華津-#岡本-末延-石川-*福川。
 #岡本-一宮-工藤-金沢-*山田-*金沢-*徳永-*篠島。

 瀬川美能留、野村証券社長。
 福川伸次、通産省事務次官、野村総研顧問。
 山田敬三郎、通産省石油審議会委員、サウディ石油化学社長。
 山田繁、その息子、三菱石油常務。
 金沢辰次郎、帝国ホテル社長。
 金沢彰、その息子、第一勧銀副頭取、共同債券買取機構社長。
 徳永久次、通産省事務次官、石油公団総裁、新南海&華南石油開発社長。
 篠島秀雄、三菱油化取締役、三菱化成社長。
 篠島義明、その息子、通産省生活産業局長。
  以上すべて姻戚つながり、官僚と財界人の親子が多いのに驚く。

一、日本人が抱えた借金の額と泉井事件の黒幕

 厳しい時代に入った、良い政治家を選ぼう。人の金を使って散財し、高給を取 るのは、泥棒であるという認識。
 組織優先主義が、日本人を軟弱にする最大の原因。

 1996.12/31時の日本の個人金融資産。
 現金42兆6221億、普通預金93兆8614億、定期預金550兆9906億、貸付信託76兆8 702億、保険303兆4522億、証券141兆248億、その他合計1209兆1513億。
 1995時の政府債務と銀行の不良債権。赤字国債220兆、建設国債150兆、銀行不 良債権100兆。合計470兆。
 銀行や郵便局に預けた金が、いつの間にか無駄に使われている。返済の見込み もない。個人の預貯金510万から国の借金416万を引くと、一人94万しか残らない。 四人家族では、一家につき1600万円の借金を押し付けられた勘定。
 それをよそに、暗黒事件の逮捕者は、数億の金を懐に入れている。

 国債を買わない国民、それを買うのは銀行や企業。今や税金の三分の一が、何 にも使われず、債券を購入した銀行や企業への返済に充てられている。国債を購 入した人間も、同罪ではないか。日本株を売り浴びせた国際金融機関の方が、正 しい判断力を持っている。

 泉井商会で使われた絵画取引。政治家は政治献金、官僚は天下りポストで収賄 する。では、日銭のない政治家や、若手官僚には、美術品という収賄ルートがあ る。贈賄業者に一億で売って、官僚から一億で買い戻す画商、美術商の存在。

 野村証券から総会屋へも、美術品ルート。平和相互銀行での株の買収合戦、八 重洲画廊を通して数億円の金屏風が竹下登に渡った。泉井から大蔵官僚に送られ た絵画も、時価数十万ながら、特定の画廊では数億で引き取ってくれる。

 1992-1994、泉井石油商会代表・泉井純一、三菱石油、三井鉱山などから総額6 4億円を受け取り、それをベトナム油田開発の利権確保に使う。
 泉井、通産省、大蔵省の担当官に贈賄攻勢。和田敏信、涌井洋治、中島義雄、 小川是らを豪華ホテルの売春パーティで接待、絵画贈賄。

三菱石油と通産省、大蔵省の姻戚関係
 *山田-三ツ本-松岡-*三島-牧野-*吉田-*佐藤-*松岡-*進-*和 田-*澄田-松井-広岡-神田-#松本-*出光。
 #松本-#嘉納-太田-*山下-*安川-植村-富井-石坂-霜山-角田-林 -*広瀬。
 #嘉納-伊藤-浜口-嘉納-*涌井。

 山田菊男、三菱石油社長会長、泉井商会に贈賄資金提供。
 三島弥太郎、日銀総裁。
 吉田茂、その娘婿、総理大臣。
 佐藤栄作、総理大臣。
 佐藤信二、通産大臣、栄作の息子。
 松岡洋右、三国同盟時代の外務大臣、A級戦犯。
 進経勝、三菱石油。
 和田敏信、通産省事務次官、石油公団総裁。
 和田信太郎、三井物産、敏信の息子、澄田ゆりの夫。
 澄田智、大蔵省事務次官、日銀総裁、娘ゆり。
  和田と澄田は姻戚兄弟、霞ヶ関の支配者と呼ばれる。
 出光佐三、出光興産創立者。
 松本誠之、出光興産。
 山下英明、通産省事務次官、三井物産副社長。
 松本健次郎、筑豊石炭鉱業総長、石炭鉱業会長、貴族院議員。
 安川第五郎、日本原子力発電社長。
 涌井洋治、大蔵官房長、主計局長。泉井からの絵画収賄に関わらず出世。
 広瀬勝貞、通産省内部調査担当官。何もしない調査官。

 姻戚外の受益集団。
 小松勇五郎、通産省事務次官、興銀、神戸製鋼副社長。
 小長啓一、通産省事務次官、興銀、アラビア石油社長。

 この利権集団は、かつて石炭で儲け、次に石油と原子力で巨大な利益を手にし たきた人脈。よって、国民の利益となり、世界の趨勢となっているエネルギー節 約という発想がない。不経済で、無能無策な人脈。

 出光佐三、日章丸によってイラン石油を強硬輸入、ソビエト輸入でロックフェ ラーに喧嘩を売り、世界一のタンカー出光丸の建造。立志伝中の人物、しかし、 その背後には無能強欲集団が控える。

 澄田智、父は満州事変の黒幕、父の代からフランス財閥と関係、日銀総裁、霞ヶ 関の支配者、八十年代、投機熱が強いのに利下げ誘導してバブルを膨らました張 本人。1989.12/、退任後、仏ロスチャイルドの総本山ラザール・フレール顧問に 就任。それと同時に国際投機筋の日本売りが始まる。

二、東京信用組合破綻事件と、オレンジ共済組合詐欺事件

長銀、二信組、オレンジ共済を巡る人脈の姻戚関係
 #岸-*安倍-*山口。
 #岸-佐藤-安西-*大橋-#浜口-北田-*高橋-*岩沢。
 #浜口-石橋-*斉藤。
 #浜口-#藤山-山口-古賀-*中西。
 #岩崎-*幣原-#西郷-堀-#浜口-#藤山-*広瀬。
 #西郷-*鈴木。
 #岩崎-郷-#川崎。
 渋沢-明石-渋沢-#川崎-*佐藤-*斉藤。

 岸信介、総理大臣。
 安倍晋太郎、その娘婿、通産大臣。
 山口敏夫、衆議員議員、信組破綻、大口収賄で逮捕。
 浜口雄幸、総理大臣。
 浜口巌根、その息子、長銀創立者・頭取。
 浜口雄彦、同じく、東京銀行頭取、KDD社長。

  東京銀行は旧名を横浜正金銀行、終戦前、スイス・バーゼルで連合国・枢軸 国の謎の共同作業に加わった国際貿易銀行のひとつ。

 大橋武夫、国務大臣法務総裁、浜口の娘婿。
 大橋宗夫、その息子、1985プラザ合意時の大蔵省代表、日銀政策委員。

 高橋治則、浜口の孫、イ・アイ・イ総帥、東京協和信組理事。
 高橋治之、同じく、電通スポーツ文化事業局次長。
 岩沢靖、治則の舅、北海道テレビ社長、誠備事件の黒幕政商。
 藤山愛一郎、佐藤内閣下での経済企画庁長官。
 山口喜久一郎、その娘婿、衆議員議長。

 中西啓介、その姪婿、衆議員議員、二信組・オレンジで収賄。
 斉藤斗志二、斉藤了英の息子、衆議員議員、オレンジ共済調査チーム座長。
 幣原喜重郎、総理大臣、浜口時代の外務大臣。
 広瀬篁治、その外孫、安全信組系ゼネラルリース監査役、東京協和信組理事。

 岩崎弥太郎、三菱財閥創始者。
 川崎守之助、その孫、川崎財閥総帥、川崎定徳会長。
 川崎雄厚、その息子、川崎定徳副社長。
 佐藤茂、川崎定徳社長、平相銀・佐川事件の黒幕、稲川会に資金提供。

 鈴木紳介、安全信用組合理事。
 友部達夫、参議員議員、オレンジ共済詐欺事件の主犯。
  尚、高橋治之、中西啓介、広瀬篁治、川崎雄厚はご学友。

 二信組破綻事件の流れ。
 1995.6/27、東京協和信用組合理事・高橋治則、安全信用組合理事・鈴木紳介、 背任、不正融資で逮捕。議員官僚接待、ゴルフ場などへの乱脈融資。

 高橋治則、自家用ジェットでオーストラリアへのカジノ接待。接待を受けたの は、小沢一郎、中西啓介、大蔵官僚ら。
 日銀、長銀などからの融資、合計1600億が消えた。
 山口敏夫、二信組から300億の収賄、無担保、回収不能。
 この者達を政治家と呼ぶ事が間違い。小沢一郎は利権屋、中西啓介はやくざ、 山口敏夫は詐欺師。小沢を党首と戴く新進党が存続している事が日本の崩壊を物 語っている。

 二信組よりも、乱脈融資を許した母体行の長銀の責任が重い。日銀・大蔵省に も、浜口・大橋系の姻戚人脈が多い事から、日銀・大蔵省による長銀救済は、金 融不安解消の為でなく、一族救済の為ではないかと思われる。

 ロッキードからオレンジ共済詐欺事件への流れ。
 ロッキード収賄で田中角栄失脚。
 派閥を継ぎながら角栄を裏切った竹下登の総裁選立候補。義憤を感じた右翼・ 皇民党の妨害工作=褒め殺し。自民党からの依頼で仲裁に入った稲川会。

 竹下・金丸・小沢と稲川会とのつながり。ベトナム油田で高橋知則と関係のあ る田淵節也と稲川会との東急株操作。
 1993.3/6、金丸信脱税容疑で逮捕。小沢一郎、細川護浩を担いで離党。
 1995.4/、小沢の盟友・増田寛也、岩手県知事に立候補。オレンジ共済・友部 達夫から巨額の政治資金。オレンジ共済はまったくの詐欺団体。
 中島義雄・大蔵省主計局主計官、湾岸戦争130億$拠出、カンボジア派兵時の 官吏。オレンジ共済からホテトル接待、イ・アイ・イ未公開株3000を取得。
 国会でオレンジ共済問題を追及、しかし、中西、小沢にまでは追及の手が及ば ず。
 国会オレンジ共済問題調査チーム座長は斉藤斗志二、斉藤了英の息子、中西啓 介とも姻戚関係。調査する側と調査される側が近親者。

 川崎財閥から平和相互銀行への流れ。
 水戸藩の金庫御用達として発足した川崎財閥。日本火災海上保険、川崎銀行、 川崎定徳、第百銀行、第百生命を傘下に納める。ちなみに、川崎定徳とは、川崎 グループの資産管理会社、一種の投資銀行か。東海村の原子力産業も川崎グルー プが手掛けるもの。三菱財閥とは初期からの姻戚関係。

 川崎定徳、平和相互銀行の筆頭株主となる。
 仕手集団・誠備グループ、平和相互銀行を乱脈融資に導く。誠備グループと稲 川会は仕手戦で連係する綿密な関係。
 平和相互銀行から大蔵大臣・竹下登へ数億円の金屏風贈賄、大蔵省OB・幹部 らを接待。
 破綻後の平和相互銀行を住友銀行に吸収合併。そのすべては川崎定徳社長・佐 藤茂の指示によるもの。個人資産300億以上と噂される。

 つまり、川崎定徳は平和相互銀行を手先として、仕手戦、乱脈融資、政界工作 に奔走したという事。西の住友銀行-イトマンと手口が似ている。

三、大蔵官僚腐敗と不良債権処理

イトマン人脈、その姻戚関係
 *橋本-佐々-平山-#安藤。
 #安藤-*百合本-平野-#矢木-広瀬-法華津-柳-大山-土屋-*瀬川。
 #矢木-#永野-斎藤-赤木-野田-*中島。
 #矢木-水田-小林-浜口-北田-*高橋。
 #永野-大塚-住田-山崎-今井-小坂-山下-河合-*川崎-*佐藤。

 橋本龍太郎、総理大臣、証券不祥事時代の大蔵大臣。
 瀬川美能留、野村証券社長、児玉誉士夫に資金提供、株価操作。
 安藤太郎、住友銀行副頭取、住友不動産社長、地価暴騰の元凶。
 百合本悦造、住友不動産取締役。
 中島義雄、大蔵省主計局次長、二信組スキャンダルで辞職。
 高橋知則、イ・アイ・イ総帥。
 川崎守之助、川崎定徳会長。
 佐藤茂、川崎定徳会長、闇の日銀総裁、姻戚外の上下関係。

 イトマン人脈の流れ。
 1883、伊藤萬助、心斎橋で反物・呉服を商う。
 戦後、総合商社に成長、実質的に住友銀行の商社部門として機能。
 暴力団とつながりのある伊藤寿永光、イトマン幹部・不動産部門担当筆頭常務 に就任。住銀からイトマンへ、7000億もの不正融資。

 住友銀行、住友不動産、東京青山を中心に強引な地上げ工作。
 住友銀行、収益日本一、磯田一郎は世界金融界の覇者となる。その実働部隊が、 伊藤寿永光率いるイトマン不動産部。
 1990.10/5、住友銀行横浜青葉台支店長・山下章則、仕手グループ光進を顧客 に紹介して、出資法違反で逮捕。

 住友銀行、光進に228億を不正融資。ほか、住友生命、三和銀行、三井信銀な ども光進に出資。
 小谷光浩率いる光進グループ、加藤嵩率いる誠備グループ、池田保次率いるコ スモポリタンも参入。

 1990.10/7、住友銀行・磯田一郎会長、引責辞任。
 その他、柿沢弘治衆議員議員、伊藤寿永光から300万献金。小谷光浩、中曽根 康弘の三王経済研究会に入会。佐藤信二通産大臣、小谷光浩ウィング傘下の貴金 属販売会社社長に就任。池田保次、亀井静香建設大臣から株購入。

 戦後の住友銀行、堀田庄三頭取の薫陶を受けた磯田一郎と安藤太郎。
 イトマンの不良債権については、住友不動産・安藤太郎の方が責任が重い。

 中島義雄の責任、いかがわしい接待よりも、深刻な経済崩壊が進行している事 を知りつつ、建設国債を発行し続けた罪。ゼネコンの一時の利益に奉仕し、国民 の借金を増やし、その借金を国民につけ回す為の消費税導入を内閣に提言し続け ながら、料亭接待で遊び歩いていた官僚達の責任。

 大小のイトマン事件続発。日本の銀行の不良債権100兆を突破。この金額を知っ ている筈の経済ジャーナリスト、大蔵官僚の言葉をそのまま記事に紹介し、国民 を欺く手助け。

 米ソロモン・ブラザース始め、あらゆる英字新聞が警告する中、大蔵発表を繰 り返す日本メディア。武富士からの未公開株は、多くの経済ジャーナリスト、経 済評論家の手にも渡っていた。それがインサイダー取引を問われないのは不条理。

大蔵省と住専天下りが結集した一族、その姻戚関係
 *澄田-和田-進-松岡-佐藤-安西-大橋-#浜口-北田-*高橋。

 #浜口-嘉納-*涌井。
 #浜口-石橋-*池田-広沢-渡辺-*有吉。
 #浜口-小林-水田-矢木-#永野-斎藤-赤木-野田-*中島。

 #浜口-太田-武田-浅野-*三井-鳥居-菊亭-大野-小沢-*庭山。
 #永野-朝海-#鈴木-田中-小林-杉村-岡田-竹山-川上-草場-*松下。
 #鈴木-長崎-斎藤-加藤-藤井-下田-真鍋-磯村-福川-石川-末延-岡 本-一宮-工藤-*金沢。
 #鈴木-山崎-今井-小坂-山下-岡崎-川島-桑田-町村-亀山-小島-* 吉川-秀島-芝川-*原。

 澄田智、大蔵省事務次官、日銀総裁、天下り支配、フランス財界。
 高橋治則、二信組破綻。
 有吉実、住宅金融公庫顧問弁護士。
 有吉正、その甥、大蔵省国民金融公庫副総裁、地銀生保住宅ローン社長。

 池田勇人、大蔵省事務次官、大蔵大臣、総理大臣。
 涌井洋治、住専処理国会対策担当官、泉井事件の大蔵官房長。
 中島義雄、大蔵省主計局次長、二信組事件で辞職。
 三井八郎右衛門、三井財閥当主。

 庭山慶一郎、大蔵省代表日銀対策委員、日本住宅金融社長。
 松下康雄、大蔵省事務次官、日銀総裁、鉄建公団で不祥事。
 金沢彰、第一勧銀副頭取、共同債権買収機構社長。
 原徹、大蔵省理財局次長、防衛事務次官、日本ハウジングローン会長。
 吉川清一、清水建設社長。

 住専から発生した不良債権は、根が、ほとんどが暴力団と密着した融資メカニ ズムにある。
 小川是次官、竹下登の秘書、消費税導入と税率引き上げの官僚責任者。父・善 吉は裁判官、後に信濃電気取締役。泉井純一とも親交。

 不良債権を作ったのは、口から出まかせの嘘を言う不動産屋と暴力団。その虚 偽報告を引き起こしたのは、監査法人に天下りする大蔵官僚。

 監査法人が出した報告書は、立派な担保として機能する。本来、企業の経営内 容を詳しく検査する機関。
 不動産、建設、銀行に続発する倒産は、監査法人の能力不足に原因があり、責 任がある。

 東京丸の内ビル東側の路線価、1973平米115万、1992平米2900万と、25倍。
 地価上昇の反動として、将来に何が起こるか、監査法人のプロが知らなかった とは言わせない。

 会社と大蔵官僚と監査法人とがグルになって、あろうことか暴力団まで巻き込 んで、決算額に合わせて作為的な会計報告を作り上げてきた。しかも、このグル ープ作業は、あれだけの金融破綻を招きながら、誰ひとり、監査責任を問われて いない。

 その尻拭い役は国民。資本主義を名乗りながら金利がまったく無い国家という のは、歴史上始めて。

 住専=大蔵官僚。
 1971、住専発足、七社のうち六社の創業社長のポストが大蔵省OBに占められ た。
 1971.6/、退官する事務次官・澄田智の置き土産としての住専政策。澄田は天 下り人事を支配。
 庭山慶一郎・大蔵省銀行局、明大法学部教授を経て、住専・日本住宅金融社長 に就任。
 1991、母体行の三和銀行、その経営破綻に気付いて大蔵省に再建案を提出する も、大蔵省はこれを一蹴。
 1992、三和銀行、庭山のポスト外しを懇願。庭山、社長退任。しかし、相変わ らず相談役として高給優遇。
 1996、住宅金融公庫の貸付け、64兆円を突破。郵便貯金を流用して、ほとんど が回収不能。その責任は、国民金融公庫副総裁・有吉正。その父・有吉明は元上 海総領事、阿片政策に精通。

 澄田、有吉、庭山、彼らが国家公務員Ⅰ種試験に合格したのが不思議。直接会っ た人が誰もが痛感する事実として、非常識この上ない。さらに閨閥を見れば、試 験問題が事前に漏れていると、筆者は確信している。

 住専=大蔵官僚 2
 原徹・大蔵省理財局次長、防衛事務次官を経て、住専・日本ハウジングローン 会長に就任。
 日本ハウジングローン、富士住建、コリンズ、末野興産、桃源社という四羽鴉 に巨額融資。
 不良債権化。日本ハウ、回収した債権を社員が着服する等、会社ぐるみで腐敗。
 興銀出身の社長・河原昇は逮捕、会長・原徹の責任は問われず。

 武富士、未公開株贈賄事件。
 1994.3/、武富士未公開株数百万、僅か2700円で政官財界に流れる。主幹野村 証券が、VIP口座の持ち主に売却。警視総監・福田勝一、16000株購入。
 1995、福田勝一、中央選挙管理委員会に就任、選挙の不正監視に勤める。
 1996.8/30、武富士上場、初値10200円。福田、12000万の儲け。さらに退職後、 武富士の顧問に就職、莫大な収入を得る。
 松尾直良・大蔵省関税局長、後に武富士顧問、未公開株収賄。
 徳田博美・大蔵省主計局主計官・銀行局長、後に武富士監査役、未公開株収賄。 さらに野村総研理事長、家族ぐるみでゴルフ会員権収賄。大蔵大臣の諮問機関・ 金融制度調査会にも同時に就任。

 両名とも、「これが、能力ある大蔵官僚の役得だ。そうした能力のない人間の 嫉妬が、非難につながっている」「誰でも、こうして億の金を手に入れている」 と公言。大蔵省が有能なら、この不景気、政府債務、不良債権は何か。
 徳田のような人間が銀行局長であったのでは、日本の銀行がこれからいくら倒 産しても不思議ではない。

 経済の意味が判っていない財界、政官界。
 株価が経済なのではない。今も夥しい数のエコノミストが、経済と景気を混同 している。エコノミーとは、節約を意味している。かつて日本でも、経済的とは 安上がりという意味に使われていた。今や、一時の景気拡大の為のばら撒き予算 が、経済政策と謳われている。それは、単なる浪費。負債を残すだけ。
 アメリカでは、クリントン大統領が2002年までに財政赤字ゼロ計画。聖域と言 われた国防予算まで削減。
 対する日本の経済政策、株価底上げ、公共事業の拡大、莫大な予算を使って、 どんな効果もない。ますます貧乏になるばかり。儲かったのは、大蔵や通産の天 下り官僚のみ。
 本当に経済的なのは、健全な産業の育成と、国民が好きな産業に投資できる環 境を整える事。

 鉄建公団スキャンダル。
 1978-1979、表面化。
 運輸省の天下り組織としての鉄建公団、新幹線建設予算を獲得する為に、赤坂 の料亭で大蔵官僚を接待づけ。芸者を招いて、いかがわしい飲食。芸者の花代は 料理代と粉飾。空出張は大蔵省ぐるみの組織犯罪。
 官々接待、過剰接待で戒告を受けた松下義雄、官房長から事務次官へ出世。

 1997、松下義雄、事務次官から日銀総裁へ。またしても二信組、イ・アイ・イ で過剰接待。この男はゼロ金利の責任者。
 鉄建公団総裁は、年収3000万、四年在籍で退職金2600万、わずか四年の天下り 生活で1億5000万が手に入るポスト。日銀総裁は年収5133万、任期五年満了で退 職金7470万、わずか五年で3億3135万が貰える。
 官が官を肥やす構図は三十年来のもの。

リクルート・ロッキード・イトマン・バブル経済・消費税導入、腐敗政治家が 結集したファミリー。その姻戚関係
 *細川-中島-浅野-武田-#太田-浜口-藤山-*山口-古賀-*中西。
 #太田-#浜口-#石橋-*鳩山-*井上。
 #石橋-斎藤-*中曽根。
 #浜口-久原-大洞-玉置-*勝田。
 #浜口-久原-北野-竹中-*竹下-*金丸-竹下-福田-*小沢。
 #浜口-中部-児島-#宮沢-*岸田-宮沢-小川-#斎藤-*谷村。
 #斎藤-岩波-新井-*吉国。
 #宮沢-*吉国-新井-岩波-山田-#鈴木-*下条-瀧-中村-松田-*林。
 #鈴木-森岡-益田-海江田-本多-時国-八木-谷本-*森。
 #鈴木-森岡-國分-武田-森本-小川-阪田-*河野-*柿沢。

 細川護熙、総理大臣、オレンジ共済事件に関与。
 山口喜久一郎、衆議員議長。
 中西啓介、その姪婿、衆議員、二信組、オレンジ収賄。
 鳩山一郎、総理大臣、児玉誉士夫が支援。
 鳩山威一郎、その息子、大蔵省事務次官、第一勧銀合併。
 井上薫、その姻戚兄弟、第一勧銀会長。
 中曽根康弘、総理大臣、ロッキード・リクルート・イトマン・国際航業に関与。
 勝田龍夫、日債銀頭取、自民党の金庫番。
 竹下登、総理大臣、大蔵大臣、平相銀に関与、収賄。
 金丸信、その姻戚兄弟、自民党副総裁、佐川急便から300億献金、100億蓄財。
 小沢一郎、新進党党首、佐川、二信組、オレンジに関与、収賄。
 宮沢喜一、総理大臣、大蔵大臣、リクルート、共和汚職に関与。
 岸田文武、その義兄弟、自民党経理局長、300億献金。
 谷村裕、大蔵省事務次官。
 吉国一郎、衆議員、国鉄清算事業団資産処分審議会委員。
 吉国二郎、その弟、大蔵省事務次官。
 林義郎、大蔵大臣、銀行界に巨額の政治献金を要求。
 下条進一郎、厚生大臣、大蔵省代表日銀政策委員。
 鈴木三郎助、味の素会長、総会屋に関与。
 森喜朗、総理大臣、通産大臣、リクルート株売却。
 河野通一、大蔵省理財局長、日銀副総裁。
 柿沢弘治、その娘婿、衆議員、大蔵大臣官房参事、イトマンから収賄。

 リクルート事件のあらまし。
 1988、リクルート社長・江副浩正、就職情報誌の規制緩和の為に、労働省・文 部省の官僚、ならびに議員に超安値・未公開株を譲渡。譲渡を受けた議員は述べ 90人、池田克也、藤波孝生、森喜朗ら。宮沢喜一は本人名義で受けながら、秘書 が自分の名を騙ったと釈明。

 宮沢喜一の母・小川こと、その生家・小川家の閨閥は谷村裕、吉国二郎という 二人の大蔵事務次官を生み出した家系。
 1985.9/19、プラザ合意。竹下大蔵大臣、円高利下げ誘致でバブル経済を招く。 その事後処理を任された竹下内閣下の宮沢大蔵大臣、さらに利下げの追い討ちで 対処を誤る。
 1987.4/、国鉄解体、吉国一郎、負債30兆の萌芽を作る。宮沢蔵相、土地処分 を延期、債務は国民負担を閣議決定。
 1989.4/1、消費税導入。その翌月には東京証券取引所、時価総額500兆を突破。 バブルの絶頂期、大蔵官僚はすでに、経済崩壊に備えていた。
 1992.1/13、宮沢派の事務総長・阿部文男、リゾート開発会社・共和から5億 の収賄。関与した議員の多くは宮沢派。
 1993.7/、衆議員議員選挙。宮沢派事務総長・林義郎、金融・建設業界に莫大 な政治献金を要請。さすがの業界からも不平の声が上がる。

 1989.7/、参議員選挙、自民党大敗。
 1990.2/、衆参総選挙。選挙対策用に自民党の露骨な集金活動。鹿島建設会長・ 石川六郎、経団連と組んで300億円献金。その分配役の金丸信、党の為と言いな がら、積年の不正蓄財100億。
 戦前の朝鮮銀行を母体とする日債銀、自民党ならびに金丸個人の金庫として機 能。

 東京佐川急便をめぐる背景。
 1989、稲川会会長・石井進、バブル崩壊、東急株半値で窮地。
 東京佐川急便社長・渡辺広康、光進グループ・小谷光浩、野村証券の稲川会口 座に資金提供して援助。さらに、稲川会系不動産会社・北祥産業の債務34億を東 京佐川が肩代わり。
 新幹線白河駅周辺買い占めで儲けた福島交通会長・小針暦二、東京佐川に債務 保証。
 財団法人・世界平和研究所、東京佐川に無心。合計数千億の金が東京佐川から 流出。
 一連の事件の背景に金丸信、光進絡みで佐藤信二、世平研絡みで中曽根康弘の 名前がある。

 小沢一郎の変節。
 東京二信組、高橋、山口は逮捕、小沢は罪を逃れる。
 細川護浩を担いで、自民党を割って出る。
 オレンジ共済事件、数十億が使途不明金。海部、小沢、細川が疑われる中、細 川ひとりを血祭りに上げて口ぬぐい。実際は、小沢が選挙幹事長。
 建設談合事件、黒幕は小沢と名指しされながら、建設大臣・中村喜四郎ひとり が逮捕。

四、ゼネコンの悪の系譜が生んだ自治体と厚生省の腐敗

ゼネコンと建設族の姻戚関係
 #鹿島-*渥美-#中曽根。
 #鹿島-*石川-下条-#鈴木-山田-浜口-#大倉。
 #鈴木-#小林-*銭高。
 #小林-杉村-一木-岡田-竹山-川上-#草場-*松下-*貝塚。
 #草場-横田-*渡邊。
 #大倉-*目賀田-#門野-杉山-牧野-*吉田-*麻生-加納-中村-*橋

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