免疫力アップで病気予防

ワクチン副作用情報 I thank an unknown cooperator.

Relief reconstruction

画像の説明
http://satouclk.jp/2011/11/post-35.html

参照サイト http://satehate.exblog.jp/17083508/

ー 引用はじまり( 岩手日報のホームページより) ー

日本赤十字社と県、県医師会は8日から、県内の70歳以上の高齢者を対象に、肺炎球菌ワクチンの無料予防接種を実施する。接種費は日赤が全額負 担。東日本大震災の被災者を中心に、免疫低下による呼吸器疾患の増加が懸念されており、来年3月末までの助成期間中に多くの接種を呼び掛けている。

 
対象は県内に居住し、来年3月31日までに70歳以上になる高齢者。宮城、福島両県から避難し本県に居住している人も対象となる。

 
現在、県内の70歳以上は約26万人で、希望する17万人を上限に助成する。1人8千円の接種費は日赤が全額負担し、事業費は14億円。復興支援のため海外から日赤に寄せられた「海外救援金」を財源とする。

 
希望者は県医師会指定の医療機関や老人保健施設、県立病院など県内624施設で接種でき、期間は来年3月31日まで。民間施設は8日から、県立病院と県立地域診療センターは15日から実施する。

(2011/11/08)
ー 引用終わり ー

このワクチン接種を行いますと、医療機関に1回あたり8千円が振り込まれます。当院では4300円台でワクチンを購入しておりますから、その差額(3700円)が注射手技料となります。
製薬メーカーからの卸への仕切り価格は4千円くらいでしょう。
これがメーカーの売上になるわけです。

私の注射手技料の原資が「海外救援金」なのです。
本来なら、被災者のために使われるべき金が、医者と製薬メーカーに流れる。

これでいいのでしょうか。
(私は手数料の分を被災地に寄付します。)

高齢者用の「肺炎球菌ワクチン」は決して新しいものではありません。10数年も前から使われておりました。
気管支肺炎を繰り返す患者さん、慢性気管支炎の増悪を繰り返す患者さん、気管支喘息の患者さんなどに肺炎予防の目的で注射しておりました。

私の20例ぐらい経験では、「是非とも必要なワクチン」という実感は得られませんでした。高齢者の入院を減らしたというような報告のあることは知っております

元気な高齢者がワクチンの接種を望んでいらっしゃいます。
こういう方には不要です。

高齢者が肺炎になるのは「誤嚥」が大きな原因であり、これはワクチンでは改善のしようがないのです。
さらには加齢による免疫機能の低下、栄養状態の悪化により肺炎にかかりやすくなります。

これらもワクチンでは改善のしようがありません。
また、高齢者の肺炎の起因細菌は、肺炎球菌だけではありません。
連鎖球菌、肺炎桿菌(クレブシエラ菌)、ブランハメラ菌、緑膿菌、腸球菌、レジオネラ菌などなど。

ですから、このワクチンは、たとえば高齢者の肺炎の原因が10あるとしたら、その一つの対策でしかないということです。
おそらくその一つにもならない。

あえて言いましょう。
「不要なワクチン」の押し売り、在庫一掃セールです。
国内で販売されている肺炎球菌肺炎予防ワクチンは、米国系の「MSD株式会社」のものだけです。

MSD株式会社の親本社は米国の「メルク」、「子宮頸がん予防ワクチン 」"ガーダシル"を製造販売している製薬メーカーです。

高齢者に肺炎球菌による肺炎が広がるかどうかはまだ「危惧」の段階なのです。震災、津波被害の後、避難所の生活でインフルエンザの感染が広がると危機が煽られたけど、あまり広がらなかった。

<肺炎球菌ワクチンが効かないと考える理由>
抗体による感染防御は、対象の分子量が小さいものの場合に有効である。
毒素(ジフテリア菌、破傷風菌などがつくって放出するもの)、ウイルス(はしか、風疹など)には有効性がある。

細菌はウイルスに比べると面積比で数百倍~数千倍も大きい。細胞膜の構成要素もウイルスに比べたらはるかに多く複雑である。
おでき、扁桃炎、麦粒腫などの細菌感染は、感染と発症の繰り返しを経験する。

肺炎の繰り返し感染はさすがに少ないが、女性の膀胱炎はよく繰り返す。はしかの場合のような「二度かかかりしない」ということは起こらない。

抗体には白血球による貪食を促進させるオプソニン効果というものがあるが、細菌感染の防御に基本は白血球の貪食能である。

カテゴリ: お知らせ, ワクチンを考える資料
タグ: 肺炎球菌ワクチン

本来なら、被災者のために使われるべき金が

 医者と製薬メーカーに流れる。
画像の説明

powered by Quick Homepage Maker 4.51
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional

QLOOKアクセス解析